明治安田Jリーグは後半戦に突入している。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJリーグ全60クラブの今季の1試合平均観客動員数を集計し、昨季からの上昇率を計算。ワーストランキングとして、上昇率が低いクラブを順位ごとに紹介する。※データは6月30日時点。
【写真:Getty Images】
19位:奈良クラブ
【写真:Getty Images】
本拠地:ロートフィールド奈良 収容可能人数:5,369人 2024シーズン1試合平均:1,879人 2026シーズン1試合平均:1,785人 前年比:-5.0% 奈良クラブの2026シーズンにおける1試合平均観客数は1,785人で、前年比5.0%の減少となった。 一見すると減少幅は大きく見えるが、実際の減少数は94人と小さい。とはいえ、Jリーグ全体の中でも集客力の低さは依然として課題であり、まずは基礎的な動員数の底上げが求められる。 その中で明るい材料となっているのが、今シーズンのチーム成績だ。2024シーズンはJ3で17位に沈んだ奈良だが、今シーズンはここまで6位と上位に食い込んでおり、とりわけホームでは7勝3分け1敗と安定感を見せている。この好調ぶりは、ファンの満足度や評価にもつながっているだろう。 今後の注目カードとしては、9月末に予定されているFC大阪との「生駒山ダービー」が挙げられる。昨シーズン、このカードでは3,951人を動員し、奈良にとって最多動員試合となった。FC大阪は現在J3で首位を走っており、昇格争いを左右する一戦になる可能性もある。注目度が高まる中で、集客面でも大きな成果が期待される。 奈良は元々の平均動員数が低いため、1試合の“ビッグゲーム”が年間平均に大きく影響する傾向がある。上位争いを演じる今シーズンは、新しいファンを呼び込む絶好のチャンスだ。後半戦に向けて、チームの勢いとともに動員数を押し上げていきたい。
